第3次ゾンビboom到来!世界がゾンビの魅力に侵食されている!

ゾンビが初めて映画で描かれたのは1920年代。当時、認知度の低かったゾンビだったが、1968年にジョージ・A・ロメロが発表した『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』によって、現代にも引き継がれるゾンビ像が生み出され、第1次ゾンビブームが巻き起こる。そして、第2次ゾンビブームを牽引したのがメイド・イン・ジャパンの『バイオハザード』だ。このゲームシリーズを原案とし、製作された映画はミラ・ジョヴォヴィッチ主演で6作続き、大ヒットを記録。ゾンビ史に新たな歴史を刻んだ。

さらに今、世界を席巻しているのが第3次ゾンビブームであり、海外ドラマなくして語ることはできない。数多くの作品が発表され、ゾンビにも個性が求められるようになった今、ミステリーや犯罪捜査、ロマコメ、アメコミなど様々なジャンルとゾンビが融合することで斬新で刺激的な作品が誕生している。まるでゾンビは万能なスパイスだ。そして多様化によって視聴者層は大幅に拡大し、先入観でゾンビは苦手だと思っていた“ゾンビ未経験者”にも親しまれるようになった。そんな時代を代表する新世代ゾンビドラマ3作品を紹介しよう。

1 ゾンビを知る!刑事ものから恋愛ものまで、誰もがハマるゾンビドラマがココにある!

iゾンビ

“醜い”“怖い”“気持ち悪い”というイメージが付きまとうゾンビ。ゆえに苦手意識を持つ方も多いだろう。しかし時代は変わった。女子医大生のリケ女ゾンビが活躍するのが「iゾンビ」だ。

主人公は理想的な彼と婚約中で公私共に順風満帆だった女子医大生。運悪くゾンビウイルスに感染してしまった彼女は、食べることで理性を保つことができる脳みそを合法的に入手するため、検視局に転職。脳みその持ち主の記憶や性格を受け継ぐことができる能力を使い、犯罪捜査まで手伝うことに。ゾンビとして生きる道を模索しながら、仕事や恋愛に悩む彼女に共感必至。医療も刑事も恋愛もアメコミも1度に味わうことができる、ゾンビとの距離を縮めるにはもってこいの作品だ。

フリーキッシュ絶望都市

ゾンビへの苦手意識を払拭したところで「フリーキッシュ絶望都市」に挑戦してみよう。田舎町の高校を舞台に繰り広げられるゾンビパンデミックドラマだ。化学工場の爆発によって煙が発生する町で、煙に触れた生徒が次々とゾンビ化していく中、校内に取り残された生徒たちによって極限状態のサバイバルが展開。物資不足や断水といった危機にさらされ、疑心暗鬼に陥った生徒たちが繰り広げる緊迫感に包まれた心理戦に目を奪われるだろう。

Zネーション

ゾンビの魅力にハマったのなら、「Zネーション」をチェックしないわけにはいかない。ゾンビウイルス蔓延から3年後のアメリカが舞台のロードトリップゾンビドラマだ。唯一ゾンビウイルスの抗体を持つ男の血液から治療薬を開発するため、研究所を目指しゾンビだらけの大陸を横断する。これまでのゾンビ像を覆すユニークなゾンビも次々登場する中、本格的なアクションや人間ドラマが繰り広げられる。作中に散りばめられた絶妙なユーモアも、より多くの人々に親しまれている理由のひとつだ。

作品ごとに新たな世界観を作り出している新世代ゾンビドラマ。時代を超えて愛され続ける魅惑的なゾンビの世界へ、足を踏み入れてみてはいかがだろうか。

2 ゾンビの生態を探る!知識は最大の武器なり。ゾンビを学べ!ゾンビ緊急調査報告書

ゾンビが急激に多様化している今、これまでの常識では考えられないゾンビが発生しているのをご存知だろうか。
知能や感情を持たない、動きが鈍くて醜いといったこれまでのゾンビのイメージは捨てなくてはならない。
ゾンビに対する知識をアップデートする時だ。

ゾンビレポート1 ゾンビ観が崩壊する個性派ゾンビ

  • スパイダーゾンビ

    4つ脚で無我夢中に人間を追いかけるゾンビ。障害物を跳び箱のように飛び越え、狭い場所に登り入り込むなど身体能力が極めて高い。心臓を刺されることで一時的に動きを止めるが、脳みそを破壊しない限り再び活発に動き出す。俊敏であるため遠隔戦で仕留めることは難しく、接近戦であっても血しぶきを浴びる危険性があるため注意が必要だ。

  • ゾンビ団子

    共食いに夢中になるゾンビが重なり合って形成した大きな塊のこと。獲物となる人間が少ない地域で目撃されることが多い。傾斜を転がり落ちるだけではなく、互いに食べ合う動きによって平坦な道でもゆっくりと進む。遭遇した場合、大量のゾンビに恐怖を覚えるが、彼ら自身、団子状態から抜け出すことが困難であるため、物音を立てずに高台に避難するだけでよい。

  • スパイダーゾンビ

    ゾンビ化したネズミ。すばしっこく、縦横無尽に足元を駆け回るため、銃や刀で狙いを定めることは難しい強敵だ。銃器での攻撃は避け、網目の細かいフェンスや柵、背の高い壁などに導き遮断する方法が最も効果的だ。そしてなによりも彼らが身を潜めている車や廃棄物などの物陰には近づかないこと。

ゾンビレポート2 日常に潜伏する進化系ゾンビ

  • リケジョゾンビ

    遺体解剖室で働きながら合法で脳みそを入手するゾンビ。皮膚の腐敗などは見られず外見的変化は少ない。ゴスロリもしくはヴィジュアル系に憧れてメイクをしていると思われることが多い。常に倦怠感に覆われているが食欲は旺盛で、脳みそを食べることで理性を保っている。脳みそを食べると持ち主の能力やビジョンを引き継ぐ。乙女心を持ち合わせており、感情の起伏が激しいため、突然の凶暴化には要注意。

  • ディーラーゾンビ

    脳みそディーラーとしてゾンビの裏社会を牛耳るゾンビ。高値で脳みそデリバリーサービスを行っている。市場を独占しているが、さらに顧客を増やすため噛み付きなどの直接接触によってゾンビを増やすこともある。一般的なゾンビとは異なり、ディーラーゾンビは性的感情を抱くことがあるが、そうした欲望はフル・ゾンビモードを引き起こす原因となり、衝動的に脳みそを食い散らかす可能性があるため、誘惑しないよう努めるのが賢明だ。

  • ガンダルフゾンビもどき

    『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに登場する魔法使いガンダルフのように長髪で長い顎ひげをもつ。一般的なゾンビは細胞の働きも停止しているため、体毛が伸びることはない。そのため長髪で長い顎ひげというゾンビは稀で、大概は過酷な環境でサバイバル生活を続けている人間である。しかし識別困難であるため油断は禁物。ガンダルフ要素を兼ね備えたゾンビを見つけた際は、襲う前にまず確認を。

3 ゾンビから身を護る!来たるゾンビ襲撃に備えよ ゾンビサバイバルマニュアル

温暖化や環境問題による地球崩壊が危惧される中、
謎のウイルスによるゾンビ蔓延の危機までもが人類に迫っているとしたら…。
生死を分けるゾンビ発生時のサバイバル術を紹介しよう。

  • 1.逃げ場/行き当たりばったりは命取り!どこに逃げればいいのか?

    ゾンビが発生した際、大切なのはゾンビを倒すことではなく、ゾンビから生き延びること。だからといってやみくもに逃げ回ってはいけない。ゾンビ襲撃の際は指定避難場所とされる学校や公園でさえ危険。感染者が運び込まれる病院や、混乱した人間が殺到する警察署も望ましくない。精神的にも肉体的にも第一の避難場所として最適と考えられるのは“自宅”だ。施錠しカーテンを閉め、物音に注意すれば、なにもクローゼットのような狭い空間に逃げ込む必要はない。むしろそうした閉鎖的な空間への避難は命を脅かすリスクとなる。仮に大人一人が直立した身動きが取れない空間に避難したとしよう。直立不動の状態で何時間立っていられるのか。その限界は12時間程度とされている。第2の心臓とされる足の動きを止めることは自殺行為だ。

  • 2.食糧/食べても死、食べなくても死。食糧確保に努めよ!

    ゾンビ発生時にはあらゆるインフラが停止する。食糧が底を尽きるのは時間の問題だ。では、どれくらいの期間、食料を摂取せずに生きることができるのだろうか。皮下脂肪や筋肉を分解して糖分などの栄養は補給できるため、1ヵ月程度であれば水だけで生きることができると言われている。しかし断水によって水さえも断たれてしまったら…発汗などによって有害物質の排出だけが行われ、最後は排出も行えなくなり1週間程度で死に至る。長く生き延びるためには、いかに長く一定の食料補給を継続できるかどうかが肝なのだ。日頃からの非常食常備は鉄則だ。また緊急時は飲料水と生活用水の確保のため、いち早く浴槽に水を溜めよ。

  • 3.睡眠/危険は意外と身近なところに…。睡眠確保を徹底せよ!

    感覚を研ぎ澄まし襲撃に備えながらの移動やゾンビに包囲された室内で息を殺して生活する日々。避難生活が長期化するに連れて体力の限界を感じることだろう。そうした疲労を回復できるのは睡眠だけだ。人間は連続50時間以上眠らずにいると自律神経が異常をきたし、死の危険があるとされている。ゾンビのうめき声が響き渡る中、睡眠をとるなんて無謀に感じるかもしれない。そんな中、少しでも安心して眠りにつくためには、仲間の存在が欠かせない。順番に夜警を行うことで睡眠確保と襲撃防御を両立できる。やはり、人はひとりでは生きて行けないのかもしれない。

  • 4.道具/備えあれば憂いなし。サバイバルアイテムを肌身離さず携帯せよ!

    ゾンビが蔓延る世紀末ではスマートフォンなど少しも役にも立たない。差が出るのは思いがけないアイテムだ。ゾンビは鋭い聴覚を持っている場合が多いため、いかに音を出さずに行動できるのかが生存率に直結しているといっても過言ではない。携帯可能な持ち物として望ましいのは鏡だ。鏡は遠方にいる者に信号を送ることができるだけではなく、死角を捉えることもできる。接近戦に追い込まれた際の武器にもなりうるだろう。また、防音機能の高いアイテムとして重宝するのがヨガマットだ。室内での作業はヨガマット上で行い、生活音をすこしでも抑える工夫を。そして忘れてはいけないのが耳栓。延々とゾンビのうめき声を聞き続けることで精神に異常をきたしパニック状態に陥ることも考えられる。そうした二次的被害を防ぐため、1人で行動するときや交戦時の装着は避け、一定の安全が確保されている場合に限り使用すること。

ゾンビだらけの終末の世...あなたは生き残れるのか!?ゾンビサバイバル検定

いつ訪れるかわからない、ゾンビ襲撃。備えあれば憂いなしというが、今のあなたはどれくらいゾンビが蔓延る世紀末を生き抜く能力を兼ね備えているだろうか。本検定を通じ、ゾンビサバイバルの理解度を確認すると共に、更なる能力の向上に努めてほしい。

ゾンビサバイバル検定にチャレンジする! ゾンビサバイバル検定にチャレンジする!

ゾンビの生態を復習!