TITLE「昼下りの決斗」

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2016/03/24
カテゴリ:アクション, ウェスタン

映画ファンとしては外せないサム・ペキンパー監督の作品と言えば、「ワイルドバンチ」「ゲッタウェイ」「ガルシアの首」といった名が思い浮かぶのではないだろうか。

はい、自称映画ファンの私もご多聞にもれずこの辺の作品は鑑賞しています。

もともと、私がサム・ペキンパーに入るきっかけとなったのは、タランティーノやジョン・ウー、ウォシャウスキー兄弟(今は姉妹!)ら、近年のヒットメーカーたちが影響を受けたとされる「バイオレンスの美学」を観たい、勉強したいとの思いからだった。

そのスローモーション撮影による斬新なバイオレンス描写で「血まみれのサム」「バイオレンスのピカソ」といった異名をもつ名匠サム・ペキンンパー。

彼の初期の代表作が、本作「昼下りの決斗」だ。

真の映画ファンならば必ずや観ているであろう名作だが・・・

すみません・・・自称映画ファンの私は未見でした。

サム・ペキンパーの特徴的な血まみれバイオレンスを期待したら少し肩透かしを食らうだろうが、これは紛れもなく、ペキンパーによる死の美学、魂の救済を描いた傑作だ。

 

西部劇を代表するスター俳優、ランドルフ・スコットとジョエル・マクリーを主演に、年老いた二人のガンマンの友情と裏切り、消えゆく西部を感動的に描いている。

 

金塊護送を依頼された年老いた保安官スティーブは、重要任務の助手を旧友のギルとその若い相棒ヘックに依頼し鉱山に向けて出発する。

途中立ち寄った家で知り合った娘エルザは、鉱山にいる婚約者に会うため、家出して一行に着いてきてしまう。

ところがエルザの婚約者がとんでもないワルで、兄弟間で強姦されそうになっているところをスティーブたちが救出する。

このことがきっかけで、決闘を余儀なくされる・・・。

 

決闘のシーンが素晴らしい。

友であるギルの裏切りを知り、許せないスティーブ。

「あいつだけは絶対に許さない。友達だからだ。」

そう、友だから・・・許せないのだ。

 

だが、ワルな兄弟たちに腹を撃たれたスティーブを助けようと、敵がバンバン撃ってくる中、急斜面を馬で駆け下りてくるギル。

かっこいい、しびれる・・・。

そして、かつての相棒にスティーブは聞く。

「どうする?」

「真正面からだろ。」

「俺も同じことを考えていた。」

そして、老ガンマンたちは颯爽と立ち上がり、胸を張って、相手に立ち向かっていく。

死を恐れず、まっすぐ前に向かって進んでいくのだ。

かっこいい、しびれる・・・。

そして打ち合いの結果相手を倒すも、スティーブは致命傷を負ってしまう。

「ひとりで逝かせてくれ。」

「金塊は必ず届けると約束する。」

「わかっている。お前はちょっと魔がさしただけだったんだ。」

 

そして美しい山を背景に・・・。

 

心揺さぶるウエスタンの名作です。

 

マーケティング部A子

 

 

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