TITLE「王子と踊り子」

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2016/03/25
カテゴリ:ラブロマンス

桜の季節がやってきました!K.Tです。

今回ご紹介するのは、ときめきとほのかな余韻を残す『王子と踊り子』。

 

観ているうちにマリリン・モンローの魅力にとりつかれ、ストーリーを追うのを忘れてしまいそうな作品です。

 

いうなれば、「身分違い」の、「つかの間の恋物語」です。

 

ジョージ5世の戴冠式に出席するためにロンドンを訪れていた、カルパチア王国のチャールズ大公(ローレンス・オリビエ)一行。

 

その前夜に舞台を鑑賞した大公は、出演者の一人、エルシー(マリリン・モンロー)に一目ぼれ。滞在先の大使館に招きます。

 

そこでロマンチックな時間を過ごしつつも、二人はお互いの考え方や価値観の違いを知ることとなるのです。

 

国を統治しなければならず、自由の身にはなれない大公。いつも自分の気持ちに従って行動するエルシー。

 

取り巻きが多くても、孤独な大公。仲間に囲まれ踊っていれば幸せなエルシー。

 

一緒にいたいけれど、なにもかも違いすぎる…という二人の心の声が聞こえてきそうです。

 

一方で貴族的な振る舞いはできなくても、無邪気で明るい彼女は、大公の息子のニコラスや高齢の皇太后からも慕われます。

 

そんな彼女に大公もますます愛情を募らせ…。

大公は、折り合いの悪かった息子のニコラスへも愛情を示し始めるのです。

 

愛とは、人を変えてしまうものなんですね。ほんのわずかな間にも。

 

帰国の日が訪れると、大公は彼女もカルパチアに連れて行こうと考えますが、彼女はそれを断ってしまいます。

 

実は、彼女が大公の誘いに乗らなかった理由がわかる場面があります。

 

それは、大公の母親である皇太后に「なぜいつも白い服を着ているの?」と聞かれ、「私に似合う色だから」とエルシーが答えるシーン。

 

白いドレスの上から家政婦のレインコートを羽織ってしまうぐらいなので、彼女が

一緒にカルパチアに行ったとしても、格式ばった生活は肌に合わなかっただろう、と推測できるんです。

 

 

とはいえ、この物語を悲恋ととるか、最善の選択ととるかは、みなさん次第。

 

大公一行を見送った後、プレゼントされた勲章を小さなバッグにつめ直して、

エルシーが大使館を去るラストシーンは、胸にせまるものがあります。

 

マリリンの映画をたくさん観ている人ならば、「またお決まりの役」と考えるかもしれませんが…。

 

この世のものとは思えない不思議な存在感を放っていたマリリン。

今の時代に生きていたとしたら、どんな映画に出ていたのでしょう?

そんなふうに思わせる彼女には、桜のような魔力があります。

 

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