TITLE「緑園の天使」

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2016/03/04
カテゴリ:ドラマ, 青春

子役スターとして成功した人は大成しない、なんてジンクスがありますが、エリザベス・テーラーは違います。

この「緑園の天使」で可憐な美少女として大成功し、その後スターダム街道まっしぐらとなり大成功した女優です。

それが幸せだったのかどうかは、「緑園の天使」以前の普通の女の子だったリズ(エリザベス・テーラーの愛称)に聞いてみないと分からないですが。

波乱万丈な人生を送ったリズですが、とにかくこの作品で魅せたその美貌と演技力、観客に訴えかけるエネルギー、そういった天賦の才能を、映画の神様は見逃さなかったのでしょうね。

 

この作品は、ストーリー、演出、役者、どれをとっても申し分なく素晴らしい映画です。

可憐な少女と馬の友情物語、なんて甘くのんびりした映画ではないです。

強い信念と勇気、そして信頼を描いた、力強い作品です。

 

イギリスの片田舎に住むベルベット(エリザベス・テーラー)は、馬が大好きな12歳の女の子。

ある日荒馬と出会い一目ぼれしてしまう(馬に)。とんでもない暴れん坊だが、光り輝く馬であることを確信しているベルベット。そして偶然出会う放浪少年マイ(ミッキー・ルーニー)もまた、パイの持つ才能を見抜いていた。馬に詳しいマイの手を借りて、パイを調教していく。そして理解ある母親の賛同と資金協力を得て、障害競馬“グランド・ナショナル”に参加することになる。

 

この作品でアカデミー賞助演女優賞を受賞する母親役のアン・リヴィアがまた素晴らしい。

若い頃水泳でグランドチャンピオンになった経験のある母親だからこそ、娘が全てを賭けて障害競馬に臨む姿に共感し、援助してくれるのだ。

その凛とした佇まい、子供を信じる姿に、母親としての理想像を見ました。はー、見習いたい。

 

放浪少年マイを演じるミッキー・ルーニーもまた素晴らしい。

MGMの看板役者として活躍していた俳優で、後に性格俳優として数多くの映画に出演し、93歳で没する年まで映画に出演し活躍した映画人だ。

マイは、昔騎手だった頃のトラウマを背負い、馬に乗ることが怖くなっているのだが、少女ベルベットの全てを信じるピュアな瞳とその信念に魅せられ、パイの調教を手伝うことになるのだが、その複雑な心境をうまく表現し、独特の愛嬌で観客を魅了してくれる。

 

エリザベス・テーラーは本当に馬に乗っているシーンが多く、大した肝っ玉だな~と感心して観ていたのだが、後からウィキで調べたところ、この撮影中に落馬し、それで痛めた背中は、後に様々な悪影響を及ぼすことになったのだそうだ。女優って大変な仕事だな。

また、後年になってリズは「緑園の天使」のことを、今までで「もっとも興奮した映画」と呼んでいるそうだ。

確かに、往年の大女優エリザベス・テーラーの原点となった作品であることは間違いない。

 

マーケティング部A子

 

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