TITLE「砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード」

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2016/01/01
カテゴリ:ウェスタン, ドラマ

新年あけましておめでとうございます。
買付担当のマロです。

映画❤︎LOVE 100で幾つかの作品を書かせていただきますが、1本目は買付担当のアスミック作品ではなく、わが敬愛すべきバイオレンスの巨匠サム・ペキンパー監督・異色の名作「砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード」です。

ペキンパーと言えば、「ワイルドバンチ」「わらの犬」といったバイオレンスの名作で知られていますが、彼の絶頂期と言えるこれらの間に撮られたのが、この「砂漠の流れ者」。
私が上記2本を見たのが、多感な学生時代だったせいか、当時非常に衝撃を受けました。「ワイルドバンチ」は大学4年当時にシネセゾン渋谷でディレクターズカット版を上映していて、劇場で初めてペキンパーを知る貴重な体験をしました。クレジットが終わっても暫く動けなかった程でした。
そう考えると本作「砂漠の流れ者」は、社会人になり、ある程度成熟してから鑑賞したのは正解だったかもしれません。他作品と異なり、非常に和やかな展開だからです。

ビデオ発売時の副題に”ケーブル・ホーグのバラード”とある位で、主人公ケーブル・ホーグの恋や人生への哀愁がメインとなっていますが、冒頭と最後にキッチリ、復讐要素を兼ね備えています。静かに淡々と復讐を待つ男の執念が描かれた異色作と言えると思います。ですので、ペキンパーお得意のバイオレンス描写は皆無に等しく、単に激しさを求めるならば、この作品は不向きかもしれまん。

ただし、人間の欲望や狂気性から目をそらさず、忠実に描く点では、ペキンパー作品を過去にご覧になった方には、その共通点を見出すことが出来るでしょう。

年初早々渋めのセレクトでしたので、次回はタイプの違う作品にしたいと思います。

 

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